ハーモニー

虐殺器官も面白かったけど、こちらも好き。きれいなSFっていう印象を受けた。

誰も彼もが互いのことを気遣うこのご時世。まさか、それを積極的に勘弁願いたいと思っている人間が身近に存在するなんてことは、善意の押しつけに染まりきったわたしたちの世代には想像しにくい。仕方のないことだ。

 

<優しさは、対価としての優しさを要求する>

 

正しいことっていうのはいつだって凡庸で、曖昧で、繰り返し検証に耐えうる、つまらないことなんだから。

 

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この本の情報

タイトル ハーモニー
著者 伊藤計劃
出版社 早川書房